各種計算

このページでは、弦楽器の製作・調整・弦交換などに役立つ計算機能を公開しています。

楽器の寸法や弦長、調弦、弦の太さなどは、演奏感や音程、弦の張力に大きく影響します。しかし、民族楽器や古楽器には標準的な仕様が定まっていないものも多く、既製品の情報だけでは判断が難しいことがあります。

ここでは、実際の楽器を調整する際の目安として利用できるよう、入力した数値から必要な寸法を計算できるようにしています。

弦長から各フレットの弦長と、ナットからの距離を計算

弦長を入力すると、ナットから各フレットまでのおおよその位置を計算します。

一般的なギター、マンドリン、ブズーキなどの12平均律のフレット位置確認のほか、フレットのない民族楽器に仮のフレット位置を設定する場合や、破損したフレットの位置を確認する場合にも利用できます。

入力する弦長は、ナットからブリッジまでの実際の振動弦長です。装飾部分や弦の固定位置ではなく、弦が実際に接触して振動を始める位置から測定してください。

mm

計算結果について

表示される数値は理論上の位置です。

実際の楽器では、弦高、弦の太さ、弦の材質、押弦時の伸び、ブリッジの位置、楽器本体の変形などによって、正確な音程が得られる位置が多少変化する場合があります。

特に弦高が高い楽器や、太い弦を使用する楽器では、押弦によって音程が高くなりやすいため、計算結果をそのまま最終位置とせず、チューナーで音程を確認しながら調整してください。

使用上の注意

この計算結果は、楽器の構造や状態を問わず正確な結果を保証するものではありません。フレットの打ち直し、ブリッジの移動、楽器本体への加工などを行う場合は、必ず実物の状態を確認したうえで作業してください。

歴史的価値のある楽器、希少な民族楽器、高価な楽器については、専門の製作家や修理技術者へ相談することをおすすめします。

今後、弦長、音程、弦径、張力など、楽器の調整に役立つ計算機能を順次追加する予定です。